www.alb.tokyo/ois/seiyoubijyutu.html |
| |
|
| |
|
| |
|
| |
|
| |
|
| 西洋絵画の流れ | イメージ イラスト模写(拡大可能) | |||
![]() |
||||
| BC数万年前 | ||||
| ♢洞窟画 ◈アルタミラ洞窟壁画:動物を描く | ||||
| ◈ラスコーの洞窟壁画:馬、牛、鹿などを描く | ||||
| 現在まで発見されている最古の洞窟画は、推定で約紀元前 |
||||
| 2万年前のフランス、ラスコー地方の洞窟画である。 |
||||
| スペイン、アルタミラ地方の洞窟画は紀元前1万5千年前と | ||||
| 推定されている。ラスコー、アルタミラ両洞窟画には作者の 現代人と変らない観察力が見られる。 |
ラスコーBC20000年頃 | |||
| 右: アルタミラ BC15000頃 | ||||
![]() |
||||
| BC8000年~BC1000年 | ||||
| ◇オリエント | ||||
| ♢メソポタミア: ウルのジングランド遺跡 | ||||
| 自然観察をもとにした絵画、 |
||||
| モザイク画が創られる。 | ||||
| メソポタミア「ウルのジングランド 」BC3000以前 |
||||
| 約BC3000~BC300年 | ![]() |
|||
| ♢エジプト : 。 | ||||
| ピラミッドや人物や動物を神殿の壁に描く | ||||
| 特徴は横向きの人物に正面から見た「目」 | ||||
| を描いている。 | ||||
| |
||||
| 約BC3000~BC1000年 | ||||
| ♢クレタ島(エーゲ海) : | ||||
| 多彩色の明るい色彩表現の絵画が多い。 | ||||
| クレタ「パリの女」BC1500頃 右:ピラミッドBC3000頃 |
||||
| BC1000年~AD550年 | ![]() |
|||
| ◇ギリシャ・ローマ | ||||
| ♢ギリシャ : | ||||
| エーゲ文明が崩壊後に発展したギリシャ |
||||
| 文明は人間の理想像を描こうとした彫刻 | ||||
| はギリシャクラッシック彫刻として完成する。 | ||||
| しかし絵画は残っていない。 | ||||
| 絵画の痕跡は陶器に描かれた絵画が残 |
ギリシャ「ヘルメス像」BC5世紀頃 | |||
| っている。 | 右:ギリシャ「壷絵」BC6世紀 | |||
| BC50~AD550年 | ![]() |
|||
| ♢ローマ時代 : | ||||
| ギリシャを継承し、ポンペイやスタビア | ||||
| でフレスコ画が描かれた。 | ||||
| ポンペイ「ディオニソスの秘儀」BC50年頃 | ||||
| AD500年~AD1100年 | ![]() |
|||
| ◇キリスト教 | ||||
| ♢初期キリスト教 : | ||||
| カタコンベの聖壁画は墓地の坑道 |
||||
| の壁面にキリストの絵が描かれている。 | ||||
| AD550~1100年 | ||||
| ♢ビザンチン : | ||||
| キリスト教の宗教画などモザイク画は最 | モザイク画「アレクサンダーとダイレオスの戦」 | |||
| も発展する。 | ナポリ国立考古学博物館 | |||
| AD1100~AD1300年 | ||||
| ◇ロマネスク・ゴシック | ![]() |
|||
| ♢ロマネスク様式の時代 : |
||||
| ロマネスク様式建築やキリストの絵が | ||||
| フレスコで描かれた。 | ||||
| ♢ゴシック様式の時代 : | ||||
| ゴシック様式建築やステンドグラスで宗 | ||||
| 教画が描かれた。 | ロマネスク建築「サント・フォア聖堂」12世紀 | |||
| 右:ゴシック建築「サンタ。マリアデル・フィオーレ 大聖堂円蓋」 |
||||
| |
||||
| AD1300年~AD1600年 | ||||
| ◇ルネッサンス | ![]() |
|||
| ♢人間を自然に自由に表現しようとして、絵画 | ||||
| の主題をギリシャやローマ時代に遡って求め、 |
||||
| 題材を拡大。ルネッサンスは300年栄えた。 | ||||
| AD1300年~1500年 | ||||
| ♢初期ルネッサンスの代表作家・作品 | ||||
| ◈ジョット・ディ・ボンドーネ (1266年頃ー1337年) | マッサチオ「楽園追放」 右:ジョット「小鳥への説教」 |
|||
| 「 小鳥への説教」・・・ | ||||
| 最初のルネッサンス絵画 | ||||
![]() |
||||
| ◈マッサチオ 「楽園追放」・・・・・ | ||||
| 遠近法を用いる。 | ||||
| ◈フラ・アンゼリコ 「受胎告知」・・・ | ||||
| 遠近法で宗教画を追及する。 | ||||
| ◈ボッティチェルリ 「ビィーナスの誕」生・・ | ||||
| ギリシャ正教とキリスト教を | ボッテチェルリ「ビィーナスの誕生」 | |||
| テーマとする。 | 右:フラ・アンゼリコ「受胎告知」 | |||
| AD1500年~1600年 | ![]() |
|||
| ♢イタリア ルネッサンス -ルネッサンス全盛期-代表作家・作品 |
||||
| ◈レオナルド・ダ・ビンチ | ||||
| (1452~1519年) 最後の晩餐・モナ リザ・・ | ||||
| 透視図法、空気遠近法,、色彩遠近法を |
||||
| 完成させる。 |
||||
| 他にも建築、物理学、科学全般に頭角 | ||||
| をあらわし、後の世に影響を与えつず | レオナルド・ダ・ビンチ「モナリザ」 | |||
| けた。 | ||||
| ◈ミケランジェロ・ブオナローティ | ![]() |
|||
| (1475~1564年) リビアの座女・天地創造・・・ |
||||
| 絵画、建築、彫刻に優れた才能を現し、 |
||||
| 後の世に影響を与えつずけた。 | ||||
| ミケランジェロ「リビアの座女」 | ||||
| ◈ラファエロ 椅子の聖母子・美しい女庭師・・・ | ![]() |
|||
| (1483~1520年) |
||||
| 安定感のある構図柔らかな色彩表現 |
||||
| に優れ、後のよに影響をあたえた。 | ||||
| ラファエロ「椅子の聖母子」 | ||||
| ♢北欧ルネッサンス -宗教色が少なくなり、日常の |
![]() |
|||
| 生活や風景、習慣を写実的に描いた。 | ||||
| ◈ヤン ファン エイク 「ジョバン アルノーニ夫妻」 |
||||
| ・・・精密に日常生活を描く。 | ||||
| ◈ブリューゲル 「狩人の帰還」 |
||||
| ・・・農民の生活を多く描いた。 | ||||
| ブリューゲル「狩人の帰還」 | ||||
| 右:ヤン・ファン・エイク「ジョバン・アルノーニ夫妻」 | ||||
| AD1550年~AD1750 | ||||
| ◇バロック・ココロ | ||||
| ♢バロック絵画 スペイン宮廷を中心に発展、 | ![]() |
|||
| 色彩と形と動きが強調された。 |
||||
| ◈ベラスケス 「カルロス皇太子騎馬像」 | ||||
| ◈レンブラント 「夜警」 | ||||
| ♢ロココ調絵画 フランス宮廷を中心に発展、 優美な表現が特徴。 |
||||
| ◈ヴァトー 「シテール島の巡礼」 | ||||
| ◈ゴヤ 「裸のマハ」 | ||||
| ベラスケス「カルロス皇太子騎馬像」1635年頃 | ||||
|
|
||||
| AD1750~1850年 | ![]() |
|||
| ◇古典派とロマン派 | ||||
| ♢古典派は古典的手法により理想を追求した。 | ||||
| ◈ジャック・ルイ・ダビッド 「皇帝ナポレオン一世とジョセフィー ヌの載冠」 |
||||
| ◈ドミニク・アングル 「オダリスク・泉」 |
||||
| ♢ロマン派は色彩効果によりドラマティックな 作品を表現した。 |
||||
| ◈テオドール・ジェリコー 「メデュース号の筏」 |
||||
| ◈ヴジェーヌ・ドラクロア 「ミソロンギの廃墟に立つ 瀕死のギリシャバジェーヌ」 |
ドラクロア「ミソロンギの廃墟に立つ 瀕死のギリシャバジェーヌ」 |
|||
| 右:アングル「オダリスク・泉」1856年頃 | ||||
| |
||||
| AD1850~AD1900年 | ||||
| ◇19世紀から20世紀初頭の絵画 | 」 ![]() |
|||
| ♢幻想的な絵画 | ||||
| ◈ターナー 「雨・蒸気・速力」 | ||||
| ♢バルビゾン派 |
||||
| 自然観察により詩情溢れる |
||||
| 風景を描く。 | ||||
| ◈コロー 「コローのモナリザ」 | ||||
| ◈ミレー 「落葉拾い」 | ||||
| ♢写実派 | ||||
| ◈クールベ 「画家のアトリエ」 | ミレー「落葉拾い | |||
| 右:コロー「コローのモナリザ」 | ||||
|
|
||||
| AD1850~AD1900年 | |
|||
| ♢印象派 印象にもとずいて光を表現しようとした。 | ||||
| マネ、モネ、ルノアール、ドガ、それとセザンヌが |
||||
| 加わって、彼らが作品を創り出した当時、ルネッサン | ||||
| スから伝わる写真の様な絵画が主流で、彼らの絵は | ||||
| 酷評された。 | ||||
|
||||
|
||||
| 印象派の絵画はその後ボラールトと言う画商が印 | ||||
| 象派の絵を取り上げてから徐々に評価されていった。 | ||||
| ◈マネ 「草上の昼食」 | ||||
| ◈モネ 「印象・日の出」「睡蓮」 | ||||
| (1840-1926) | ||||
| ◈ドガ 「アイロンをかける女たち」 | ||||
| ◈ルノアール 「舟遊びをする人たちの昼食」 | ||||
| (1841-1919) | ドガ「アイロンをかける女たち」 | |||
| 右:モネ「印象・日の出」 | ||||
ル文明、 |
||||
| ♢新印象派 印象派の色彩表現に点描表現を加えた。 。 |
||||
| ◈スーラ 「グランド・ジャット島の日曜日の午後」 | ||||
| ◈シャニック 「赤い浮標」 | ||||
| スーラー 「グランド・ジャット島の日曜日の午後」 |
||||
| 右:ルノアール「舟遊びをする人たちの昼食」 | ||||
![]() |
||||
| ♢後期印象派 | ||||
| ◈セザンヌ (1839~1906年) ― 「サント・ビクトワール山」 |
||||
| キュービズムの元となる作品を描く。近代絵画の祖 | ||||
| と言われる。 | ||||
| セザンヌは絵画の画面に描かれる形を立方体、四角 | ||||
| 推や三角錐、三角柱、5面体や6面体、12面体など幾 | ||||
| 何的な面で全てをまとめることを試みた。 | ||||
| ちなみに人は目から入ってくる情報を脳内で小さな | ||||
| 面を組み合わせ、幾何的に形を造り認識している。 | ||||
| その点、結果的には数学的、科学的視点で絵を創 | ||||
| ることを試みたとも言える。 | ||||
| ◈ゴーギャン 「かぐわしき大地」 |
||||
| ◈ゴッホ 「サント・マリーの小船」 | ||||
| ゴーギャン「かぐわしき大地」1812頃 | ||||
| 右:ゴッホ 「サント・マリーの小舟」 | ||||
| |
||||
| AD1900年~ | ||||
| ◇20世紀初頭以後から現代絵画 | 」 | |||
| ▢1900年初頭から絵画運動は多様化した。 | |
|||
| ♢フォービズム―野獣派― AD1900~1910年 | ||||
| 絵画を色彩に於ける感情表現でまとめる試みをした。 | ||||
| 太陽光線が創り出す12色ないし24色の純色を主に | ||||
| 使って絵を創った。 | ||||
| そのストレートな感情色彩表現から野性的意味合い | ||||
| と結びついて「野獣派」と言われた。 | ||||
| ◈マティス 「ルーマニアのブラウス」 | ||||
| ◈ルオー 「裁判所のキリスト」 | ||||
| ◈ピカソ 「恋人たち」 | マティス 「ルーマニアのブラウス」 | |||
| 右:ピカソ「恋人たち」 | ||||
|
|
||||
![]() |
||||
| ♢キュービズム ―立体派― AD1905~1915年 | ||||
| 絵画という平面を立体(三次元空間)の様に表現した。 | ||||
| 例えれば、立方体の展開図を様々平面上に描いた様 | ||||
| なもの。従って、画面には横向きの顔の隣に正面の顔 | ||||
| や後ろ向きや斜め向きの顔がくついて、描かれていた | ||||
| りする。 | ||||
| ジョルジョ・ブラックとパブロ・ピカソによって始められた。 | ||||
| ◈ピカソ | ||||
| (1881-1973)) 1900年初頭市民の生活を描いた「青の時代」 | ||||
| 「キュビズム」、神話シリーズ「ミノタウロスと | ||||
| 女」 などの作品がある。 | ||||
| 左ピカソ「アビィニヨンの娘たち」 | ||||
| ピカソ「アイロンをかける女」 ( ピカソの生涯(旺文社)から | ||||
|
![]() |
|||
| ブラック「ビンとグラスと果物」 | ||||
|
|
||||
![]() |
||||
| ♢エコール・ド・パリ ―パリに集まった多様な画家達― 1920年~30年 |
||||
| ◈ユトリロ | ||||
| ◈藤田嗣治 | ||||
| ◈モヂィリアーニ | ||||
| アメディオ・モジリアーニ (1884-1930)「新郎と新婦」 |
||||
| ♢シュール・リアリズム ―超現実主義― 1920年~ | ![]() |
|||
| シュール・リアリズムは現実を超えた現実と訳さ |
||||
| れている。 | ||||
| 夢などの深層意識で起こる事と現実を繋ぎ合わせた | ||||
| ような、現実にはあり得ないが、夜見る夢の中では | ||||
| 起こり得ると感じさせる様な絵画である。 | ||||
| 画面上で様々な次元をダブらせる事で表現の自由さ | ||||
| が増えたと言える。 | ||||
| ◈ダリ | ||||
| ◈シャガール | ||||
| ◈マグリット | ||||
| ◈キリコ | ||||
| ◈エルンスト | ||||
| ルネ・マグリット「ピレネーの城」(1898-1961) | ||||
| 右:サルバドール・ダリ 「眠り」1937年頃 | ||||
| 1900年~1920年 | ||||
| ♢表現派 ―内面の感情表現を試みた。― | ![]() |
|||
| ◈ムンク | ||||
| ◈ | ||||
| エドワルド・ムンク「思春期」 | ||||
| 1915年~1970年 | ||||
| ♢抽象派 ―抽象表現、抽象的表現を試みる― |
![]() |
|||
| ◈カンジンスキー | ||||
| ◈モンドリアン | ||||
| ◈フォアン・ミロ | ||||
| ホアン・ミロ「若い娘の肖像」 | ||||
| 右:ピエト・モンドリアン 「赤と青及び黄色のコンポジション」 |
||||
| ♢ポップアート・現代アート 1960年頃~ | ||||
| ―絵画の範囲を離れ、町、人、自然と | ||||
| マッチングした作品が多い― | ||||
| ◈ | ||||
| |
||||
| Copyright(C)2008-www.alb.tokyo/ois |