Artist's sense

Artist's sense

www.sutoazu.com/blog1/からここ、www.alb.tokto/ois1_blog1/へ移転しました。

12 6月

古代シュメール文明の起源(紀元前1万年前)を推理 後編

Posted in アトランティス大陸, シュメール文明, 古代文明の謎 on 12.06.19 by Merlyn

 

  • 2008年11月

 

 

  • 古代シュメール文明の起源(紀元前1万年前)を推理 

 

  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  • 後編
  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    •  古代文明アトランティス文明について,
    •  

 

  •   古代哲学の研究者の間で通説となっている事は地球上には過去に2度ないし3度、文明が滅んだ。それがムー大陸、レムリア大陸、アトランティス大陸、で栄えた文明である,と。
  • アトランティス文明は「ギルガメッシュ」や「旧約聖書」に出てくる記述,凄まじい武器による戦争で崩壊、ノアの洪水によって文明は滅んだ。その後、今から約1万年前に今の文明の元となるシュメール文明が起こった。と言う事である。
  •  
  • 右:イメージ ドネリー氏(以下、備考を参照)のアトランティス大陸図
  • 左:イメージ 古代都市

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  •  アトランティス文明の起源の推測,
  •  
  •  
  •  ギルガメッシュや旧約聖書、インドの叙情詩にある、上述した 過去の人々が水爆の様な武器を使用した様な記述,その記述の中に象や馬が描かれている。
  • この記述がアトランティス文明時代に起こった事実と仮定して、地球上で象や馬が最初に繁栄した年代をアトランティス文明の起源とし、推理する。
  •  象や馬が地球上で繁栄した年代を時間を遡って探す。出土した化石から、すでに第3間氷期から第4氷河期(ウュルム氷河期)の後期までの間の期間に今と変らない象や馬が存在していた。
  • この点から、古文書に記述された恐ろしい武器が使用された時期を第3間氷期から第4氷河期(ウュルム氷河期)の後期までの間とするが、アトランティス大陸が赤道近辺にあったのであれば、第四氷河期全体も含める。
  • 従って、アトランティス文明が栄えた時期を第3間氷期から第4氷河期(ウュルム氷河期)の後期までの間の期間、年代では今から約13万年前から約2万年以上前までの間、更に気温の元で年代を絞り込めば、この期間、最も温暖だった4万5000年前から2万3000年前までの間と推定する。
  • ただしその大陸が赤道近辺にあれば、4万5000年年前から、プラトンが言うところの1万2000年まえまでと推測できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  •  その理由,
  •  
  •   プラトンが「クリティアス」、「ティマイオス」の中で述べた、アトランティス大陸の文明崩壊を今から12000年前とした年代について、地球が暖かく成り出したとはいえ、今ほど温暖ではなく、この時期、マンモスと現存の象や馬ではマンモスのほうが多かったのではないかと思えるが、その大陸が赤道近辺にあれば、現存の象や馬は十分生存していたと思える。
  •  従って、その大陸が赤道近辺にあったのであれば、第3間氷期から数万年と続いたアトランティス文明が第4氷河期を迎え、人々の生活が困窮し、第4氷河期の終わり、今から12000年前に、核戦争の様な戦争を起こして、古代ギリシャ軍に敗れて、滅亡した。その生き残りがメソポタミアの地にシュメール文明を造り上げた。と考えることが出来る。
  • この場合の疑問点は今なお決定的なアトランティスの廃墟の跡が見つかっていない点。それは氷河期が終わり、大規模な地殻変動が起こったのか。と推測するしかない。
  •  プラトンの唱えるアトランティス文明崩壊 12000年前説に出てくる古代ギリシャ軍とは,最近のY染色体から辿る人類の年代分布では35000年前にヨーロッパに人類の一派が現われたとしている。それを物語る事として20000年前後のフランス ラスコーの洞窟画  やスペイン、アルタミラの洞窟画がのこされている。言語的に分類するとBC10000年程前にセム語族がエーゲ海に入ったとされる。エーゲ海からギリシャ本土で弓矢やカヌーを使って生活していたと捉えられている。一方、エーゲ海では推定年代が推定できていない、カッパドキアのあるアナトリア地方とギリシャ本土との影響を感じさせる、やはり推定年代が推定できていないキクラデス諸島を中心にキクラデス文明 Cycladic Cultureが存在した(キクラデス文明は後にミノア文明に融合したと捉えられている。)。今のところこれ以上の情報は出てこない。その元でプラトンが語ったところの古代ギリシャ軍を推察すれば、古代ギリシャ軍とはギリシャ本土で生活していたセム語族とキクラデス諸島で生活していたキクラデス人との合同軍ではないかと捕らえる事もできる。それをミノア文明の始まりと捉えれば、プラトンはクレタ島に文明を起こしたミノア文明(クレタ文明)を古代ギリシャとしたのではないか。紀元前5世紀のギリシャではミノア文明が古代ギリシャ文明となっていたのか?。(ミノア文明は12000年以上前に起こっていたとしていたのでは。)従って、プラトンのその物語は、あくまで推測だが、アトランティス軍とミノア軍(ギリシャ本土人とキクラデス人との合同軍)とが戦ったと言う物語ではないだろうか。
  • クレタ島周辺地図と遺跡と壁画など(BC17ー16世紀),

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  •   20世紀に発見された、いくつかの海底遺跡,大西洋のカナリー諸島や大西洋バハマ諸島のビミニ諸島や地中海のサントリン島など,に関しては、アトランティス文明滅亡後、地球が第4の氷河期に入り、海面が大幅に下がり、現れた地表にアトランティスの生き残りがその知恵でもって都市を築いた。と考る事も出来る。
  • 又は、アトランティス滅亡12000年前説ではアトランティス文明の一部と考える事が出来る。
  • そして氷河期以後、地球が暖かくなりだし、都市は水没、その都市の一部の者が今から約10000年前にメソポタミアの地にシュメール文明を築いた。と、捉える事も出来る。
  •    
  • 大西洋バハマ諸島のビミニ諸島の
  •  古代海底都市の遺跡(画像は「不思議館~古代の不思議」から加工使用)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 地中海説,
  • サントリン島 BC15世紀に爆発、島は5つに分裂した。(画像は「不思議館~古代の不思議」から)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    •  シュメール文明の起源の推理結果,
    •  
  •  シュメール文明を把握しようとする時に、今から1万年前に突然現れた高度な文明とするには、当然、その前に栄えた文明の存在を想定しなければ、理解は難しい。
  • と言う訳で、シュメール文明以前に栄えたと推測される文明を古文書などから推測し、想定されるシュメール以前の文明をアトランティス文明とした。そして、その起源を第3間氷期から第4氷河期(ウュルム氷河期)の終盤までの間の期間とした。
  • 年代では今から約13万年前から2万年以上前の間、更に気温の元で年代を絞り込んで、この期間、最も温暖だった4万5000年前から2万3000年前までの間と推理した。
  •  従って、シュメール文明の起源は、数万年前に栄えた文明、謎のアトランティス文明と言う事になる。その年代を推測で、今から約13万年前から2万年以上前の間、更に気温の元で年代を絞り込んで、この期間、最も温暖だった4万5000年前から2万3000年前までの間と推定した。
  • そしてアトランティス大陸が赤道近辺にあった場合、その期間は第4氷河期全体を含んで発展し、12000年前に滅亡した。と推測した。
    •   アトランティス文明に関するプラトン説は中石器時代末、今から12000年前に高度な文明、アトランティス文明が滅亡した。とするもの。
    • 上述の説は時代を遡って、旧石器時代にアトランティス文明が存在した。とするもの。そしてアトランティス文明滅亡時期をプラトン説の今から12000年前とした。
    • 地球は氷河期とその間の間氷期を繰り返し、地表をぬり変えて来ている。
    • 氷河期が終わると、大量の土砂が地表を被い、それと同時に地殻変動を起こしている。多くの時間の経過と共に起こってきた地形の変化は古代を99%謎にしている。
    • 20世紀まで新石器時代と称する時代の様な生活をしていた民族もいた、と言う事実を考慮して古代を推理してみれば、旧石器、中石器と称される時代に高度な文明が地球上に存在していたとしても、おかしくはない。と言えるのではないだろうか。
  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  •  <備考>
  •  
  •  19世紀 アトランティス文明研究の第一者として知られた アメリカ人のイグネーシャス・ロヨーラ・ドネリー(1831年~1901年)は1882年、全ての古代文明の母体はアトランティス文明にある。核戦争などでアトランティス文明は滅んで、その生き残りがシュメール、エジプト、ギリシャ、マヤ、インド、インカなどの古代文明をアトランティスの知恵でもって築いた。従って、古代文明は長く続いてきた文明ではなく、突然現れた文明である。と同時にアトランティス文明の終末の断末魔の出来事や大洪水などの出来事を伝説や神話として古文書に刻んで、後世に伝えた。と述べた。
  •  その説は解り易く、大衆受けして、謎のアトランティス大陸などとして一大ブームとなった。その著書「アトランティス―大洪水前の世界―」は120年以上たった今もなお売れ続けている。
  • ドネリー氏の写真(「不思議館~古代の不思議」から)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

tags: , , ,

No Comments »